たった1つの「正しい情報」

100の「曖昧な情報」よりも、たった1つの「正しい情報」を目指します。

睡眠は偉大である

3行まとめ

  • 私は睡眠には果てしなく大きな3つの効果があると考えている。
  • 1つ目は「気持ちを切り替える効果」、2つ目は「知識や経験を整理する効果」、3つ目は「ダイエットの効果」である。
  • 大人になると忙しさを理由に睡眠時間を削りがちだが、睡眠の偉大さを改めて認識してもよいのではないか。

--------------------

『世界の天才が実践する「最高の休息法」6つのテクニック』

先日ですが、こんな記事を読みました。

newspicks.com

すごく簡単に要約すると、
創造性の高い仕事をした人々が、最も重要な業績と思えるものに費やしていた時間は、1日のうちほんの数時間

良質の仕事を生み出すのは、良質の「休息」であり、週60時間働く人の生産性が最も低い

シリコンバレー式 よい休息』から6つの重要な「休息」のテクニックを紹介
 1.「早朝」から創造的な仕事に取り組むことを日課にする
 2.「歩く」ことで最善の考えに到達する
 3.「昼寝」によって1日を2日に分ける
 4. 仕事を切りのいいところで終わらそうとしないで「中断」する
 5.「運動」をして、クリエイティブな仕事に必要な体力を養う
 6.「ディープ・プレイ(深い遊び)」に没頭する

こんな感じの内容でした。 

 

睡眠って凄い!

で、私見ですが、上記のうち一番重要なのは

 3.「昼寝」によって1日を2日に分ける

だと思っています。
というか、「睡眠」と言った方が正しいでしょうか。

 

ついつい疎かになりがちな「睡眠」ですが、私は睡眠には偉大なる3つの効果があると思っています。

 

①気持ちを切り替える効果

人にはそれぞれストレス発散方法があると思いますが、私は辛いときや悲しいときは寝ることにしています。眠れないときもありますが無理にでも眠るくらいの気持ちで、爆睡するようにしています。

不思議なことに寝ると大体のことは許せるようになるし、冷静・客観的になれるのです。

 

感覚的には上記効果を実感しているのですが、科学的にはどうなんだろうと少し調べてみたところ、やはり睡眠には脳を休ませ、自律神経を整える働きがあるため、ぐっすり眠れば脳内の分泌物質が正常に戻り、ストレスやうつ症状の緩和・軽減が期待できるようですね。(納得)

 

ということは、夫婦ケンカで気持ちが昂っている妻に「そんなに怒っていないで、さっさと寝たら?」とついつい提案してしまう私は間違っていなかったのですね。

ちなみに結果は御想像の通り、その言葉が火に油を注ぐ結果になって、ケンカが長引くことが殆どです(笑)

 

②知識や経験を整理する効果

『3.「昼寝」によって1日を2日に分ける』 も同様の意味合いが含まれているのではないかなと思っています。

 

不思議なことに仕事や勉強で行き詰った時、睡眠によって打破される(理解が進む・閃く)ということが多々あります。

一度だけですが、高校時代にどうしても解けなかった数学の問題を夢の中で解いた、という経験もあるくらいです。

調べてみると「記憶の整理・固定」もやはり睡眠の効果のようですね。

sleep-col.com

 

当たり前の話かもしれませんが、徹夜でがむしゃらに仕事を進めるよりも、ある程度の時間で切り上げて寝て、朝頑張る方が結果的にアイデアに溢れた良い成果物になることが多いです。

間に合うかドキドキする中で寝ないといけないので、ある程度の胆力(というか図太さ?)が必要ですが…。 

 

③ダイエットの効果

オチではありません(笑)

これまで何度もダイエットに励んでいますが、体重を減らすのは簡単です。

  1. ジュースや(ブラック以外の )コーヒーを飲まない
  2. 夜18時以降にご飯を食べない
  3. とにかく長く寝る

この3つさえ守れれば意外とダイエット出来ちゃいます。

(まぁ実際には2とか3とか結構難しいんですけどね。)

 

ダイエットというと、それだけかと思われるかもしれませんが、これって要するに身体がきちんと栄養を吸収・消化してベストな状態を作っているということだと思います。

ダイエットに限らず、きっと身体の調子も上がることと思います。(当たり前ですね笑)

 

睡眠の偉大さを見直そう…

実は子供の頃は夜9時には寝ていました。

子供の頃っていうか、高校1年か2年くらいまでは9時に寝てたんじゃなかったかな?

それくらいしっかり寝る人間だったのですが、大学に入って1人暮らしが始まったことをきっかけに全然寝る間を惜しんで遊ぶようになってしまいました。

そして、社会人になった私は「寝ないこと」が当たり前になってしまい、気が付いたら寝る間を働く企業戦士になっていました。

 

結果、変な体力は付いたかもしれませんが、昔と比べて心は狭くなったし、思考力や記憶力は落ちたし、お腹も出てきました。

まぁ頑張るときには頑張るべきだと思いますが、長い人生を密度高く過ごすため、敢えて「寝る」という選択肢をもう一度見つめ直さないといけないな、と思っています。

 

睡眠は偉大である。 

 

健康づくりのための睡眠指針2014 - 厚生労働省

余談ですが、厚生労働省がこんな指針を出していました。

  1. 良い睡眠で、からだもこころも健康に
  2. 規則正しい食生活と定期的な運動が大切
  3. 睡眠不足と生活習慣病は密接な関係が
  4. こころの健康を保つために睡眠による休養を
  5. 年齢や季節に応じて適正な睡眠時間を
  6. 自分の睡眠に適した環境づくりを
  7. 若年世代は夜更かしを避けましょう
  8. 勤労世代は良い睡眠で疲労回復・能率アップを
  9. 熟年世代は熟睡の工夫が大切
  10. 眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない
  11. 睡眠中の身体の異変に要注意
  12. 不眠が改善できないときは、専門家に相談を

www.seikatsusyukanbyo.com

f:id:aaabbbcccdddeeefffggg:20180610104450j:plain