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【ポーランド戦を終えて】日本が胸を張ってよい3つの理由

3行まとめ

  • ワールドカップ グループリーグ最終戦日本-ポーランド戦のラスト10分、日本代表が同グループのコロンビア-セネガル戦の結果に身を任せ、ボール回しに徹したことが物議を呼んでいる。
  • 一部では批判もあるようだが、以下の理由により日本は胸を張ってよいのではないか。
    ① 勝負の世界・プロの世界では結果が全て
    ② 日本代表は「選手温存」の目的を達成
    ③ 「時間稼ぎで決勝へ行ける」状況を作り出したのは日本
  • 2大会ぶりの決勝トーナメント、十分に誇れる結果である。

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FIFAランキング61位の日本が、8位のポーランドに惜敗!

最初に記載しますが、ちょっと今回は文章が粗いかもしれないです。

(今回はどうしてもタイムリーに書きたかったため、文に乱れがあっても御容赦下さい。)

 

ワールドカップ グループリーグ最終戦 日本vsポーランド、惜しかったですね。

整理の意味も込めて、少し整理していきます。

 

■試合前
 1位 日本 勝ち点4
 2位 セネガル 勝ち点4
 ――――決勝進出――――
 3位 コロンビア 勝ち点3
 4位 ポーランド 勝ち点0

 

日本は引き分け以上で、決勝トーナメント進出決定。

仮に負けても、セネガルvsコロンビアの結果次第では、決勝トーナメントに進出できる状態でした。

そんな比較的優位な状況の中、西野監督は先発を過半数以上に相当する6名入れ替える驚きのスターティングメンバーで最終戦に挑みました。

 

■試合終了10分前時点

 日本vsポーランド 0-1
 セネガルvsコロンビア 0-1


 1位 コロンビア 勝ち点3⇒6
 2位 日本 勝ち点4⇒4
 ――――決勝進出――――
 3位 セネガル 勝ち点4⇒4
 4位 ポーランド 勝ち点0⇒3

 

試合終了10分前の時点では、上記の通り日本は決勝進出可能な順位にいました。

しかし、セネガルとは勝ち点、得失点、得点、直接対決結果のいずれでも並んでおり、フェアプレーポイント(イエローカード/レッドカードの数)でかろうじて上回っているという「薄氷の差」でした。

 

そんな中、西野監督セネガルvsコロンビアが0-1のまま終わることを期待して、攻めることをやめ、10分間ボール回し(時間稼ぎ)に徹したのです。

 

結果、西野監督の目論見通りにスコアは動かず、日本の2大会ぶりの決勝トーナメント進出が決まりました!

 

日本が胸を張ってよい3つの理由!

 とはいえ、最後の10分間ボール回し(時間稼ぎ)は賛否両論あり、一部では「恥ずかしい」「グループリーグ敗退の方がマシ」といった批判も複数見られました。

しかし、サッカーに詳しくない私が言うのもおこがましいかもしれませんが、以下3つの理由により、日本は十分に胸を張ってよいと思っています。

 

理由1:勝負の世界・プロの世界では結果が全て

『日本人は「醜く勝つぐらいなら、美しく負けた方がいい」を美学として捉えている。』という記事を以前紹介させてもらいましたが、今出ている批判はまさにこれかなと。

今回の勝ち方は選手・監督にとっても気持ちの良いものではなかったでしょう。

しかし、彼らは大ブーイングを受けながらも「がむしゃらに」決勝トーナメントに進むことを、結果を出すことを選択したということです。

ワールドカップ直前の親善試合では見えなかった「何が何でも勝ちたい・決勝に行きたい」という思いが前面に出ており、プロとして当然の選択だと思います。

abcdefgh.hateblo.jp

 

 

理由2:日本代表は「選手温存」の目的を達成

「決勝トーナメント進出」ではなく、「試合での勝利」こそが結果だと思っている人もいるかもしれません。

そこは人によって価値観が異なるのかもしれませんが、少なくとも西野監督は「決勝トーナメント進出」を「結果」と捉えていたのだと思っています。

それは先発メンバーを過半数にあたる6名も入れ替えたことからも明白です。

 

つまり、西野監督はもともと「試合での勝利」よりも「決勝トーナメント進出&主力選手の温存」が目的だったわけです。

そう考えると、今回の結果は「決勝トーナメント進出」も「主力選手の温存」も達成した、ある意味狙い通りの結果なんだと思います。

 

理由3:「時間稼ぎで決勝へ行ける」状況を作り出したのは日本

そもそも、フェアプレーポイントの差と言えど、時間稼ぎで決勝トーナメントにいける状況を作り出したのは日本代表です。

コロンビアに勝ち、セネガルに引き分けたからこそ取れた作戦です。

フェアプレーで優位に立っているからこそ取れる作戦です。

恐らく、日本にとっては初めての状況でした。

そこまでの状況を作り上げていることは十分に誇ってよいと思います。

 

まさにフェアプレー?日本代表、3試合を終えたファール数がロシアW杯最少に | Goal.com

 

決勝トーナメント、期待しています! 

まぁ、批判が出るのはきっとそれだけ期待が大きいということなんですよね。

次の決勝トーナメント、私も期待しています。

 

昨日温存したベストメンバーで、次の対戦相手(ベルギー)を倒せば、また一気に評価が一転すると思います。

是非頑張ってほしいです!