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満員電車が無くなる日

3行まとめ

  • 混雑解消を目的に、USJのチケット「1デイ・スタジオ・パス」が来年から変動価格制(閑散期/繁忙期で価格が変わる制度)になるとのこと。
  • スマホ電子マネーの普及といった環境整備に後押しされ、変動価格制に移行するサービスはもっと増えるのではないかと予想している。
  • 中でも期待しているのが電車運賃。昨今の電子マネーの普及を鑑みると「リアルタイム変動価格制」すらも可能ではないかと思っている。満員電車が解消される日も近いのではないか。

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USJの1日券が変動価格制に。

少し前のニュースになりますが、USJのチケット「1デイ・スタジオ・パス」が来年から閑散期/繁忙期で価格が変わるようになるようです。 

nlab.itmedia.co.jp

個人的には「とうとう変動価格制を導入するのか!」というよりも「今まで変動価格制度ではなかったのか!」という驚きでした。 
恥ずかしながらあまり疑問に感じたことが無かったのですが、USJに行くための飛行機や新幹線も変動価格制、泊まるホテルも変動価格制、それらのセットにした旅行代金も変動価格制なので、当然と言えば当然の流れですよね。

 

この変動価格制導入の狙いですが、ニュースリリースを見てみると以下の通り記載されています。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、多様なゲストのニーズに対応するとともに、日ごとの繁閑差を平準化して、総合的なパーク体験価値を向上することを目的に、スタジオ・パス(パーク入場券)チケット体系を刷新することといたしました。

実はUSJに行ったことが無いのですが、ディズニーランドよりも混んでいると聞いたことがあるため、「繁閑差の平準化」は重要だと思われます。(ディズニーよりも混んでいるなんて想像もしたくないですが(笑))

 

 

きっと世の中はもっと「最適化」される。

近年のスマホ電子マネーの普及、ICタグの低価格化によって、価格変動制はこれからもっと増えていくのだろうなと思っています。「条件によって価格を変える」という仕組みは容易に実現できますし、同時に価格を決めるためのインプットデータも集まりやすくなるからです。

 

で、そんな中、私が密かに期待しているのは電車運賃の変動価格制です。
日付や曜日、といったレベルではなく、乗車の時間帯によってリアルタイムで金額を変える仕組みができないかなと。「切符」購入者の扱いをどうするか等の検討は必要ですが、これだけSuicaなどの電子マネーが普及していれば、「混雑時間帯の料金は高く」「そうでない時間帯の料金は低い」というリアルタイム変動価格制もやれないことないんじゃないかなーと。

 

~東急電鉄最新ニュース~朝の通勤ラッシュ混雑緩和施策「グッチョイクーポン」が、「2018年度グッドデザイン賞」を受賞しました!|東急電鉄のプレスリリース

既に上記のような混雑緩和のための取り組みもありますが、あくまで個人の裁量の範囲で頑張るくらいにしかなりません。しかし、お金に直結させれば経費節約のために本気でフレックスタイム等に取り組む企業も増えるでしょう。

 

 

電子化によって様々な手段が増えてきた現代。満員電車が無くなる日も近いのではないでしょうか。

 

本日は以上です。

 

2018/10/11(木) 総アクセス数:1,648

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