【日経ビジネス】現在の投資相場の難しさはリーマンショック以上!?
まとめ
- ヘッジファンドの2018年の運用成績は過去20年で3番目に悪い「-6.72%」だった。
- その背景には「①自動売買やAI導入により、相場の動きが激しくなっていること」と「②投資マネーが溢れ、有望な投資先の発掘が難しくなっていること」がある。
- その結果、現在の相場は「体感的にはリーマンショックの時より運用が難しくなっている」とのこと。
AIが高める投資の難度
この記事によると、
とのこと。
リーマンショック、FRBの量的緩和終了に次ぐ、3番目の悪さ…。
うーん、私個人の運用成績は大負けでしたが、やはりプロでも難しい年だったんですね。
では、何がそんなに難しかったのか?
その理由は大きく2つあったようです。
①自動売買やAI導入により、相場の動きが激しくなっている
自動売買やAIは、ルールに則って動くため「売るときは売る」「買うときは買う」と似たような動きをしてしまうんですよね。そうすると、相場の変動幅が大きくなってしまう…。
確かに、直近でも終値ベースで
- 12/21(金)20,166円 → 翌12/25(火)19,155円
- 12/28(金)20,014円 → 翌1/4(金)19,561円 → 翌1/7(月)20,038円
なんていう動きもありました。
ちなみに、相場の変動の大きさ(ボラティリティ)を示す指標として「VIX指数」というものがあります。
数値が高いほど投資家が先行き不安を抱いていることを示し、低いほど先行きを楽観視していることを示します。
VIX指数は別名「恐怖指数」とも呼ばれます。
これを見てみると…
通常は14~24程度で、高ければ高いほど不安感が、低ければ低いほど楽観視されていることを示しているのですが…
いやいや、リーマンショック凄いな。
確かにVIX指数の最高値は過去3番目の悪さですが、2009年と比較すると可愛く見えますね…。2009年時点では株をやっていなかったのですが、本当にやっていなくて良かったと思います(苦笑)
②投資マネーが溢れ、有望な投資先の発掘が難しくなっている
これは「各国で量的金融緩和政策を実施」→「投資マネーが潤沢になる」→「有望企業への投資が一巡し、新規投資先の開拓が困難になる」ということのようですね。
こうした過去にない状況もヘッジファンドに変調をもたらしている。
とか。
うーん、何となく納得できない…。
余談ですが…
本日は以上です。
2019/1/13(日) 総アクセス数:5885
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