【セネガル戦を終えて】視聴率30%は凄いのか?
3行まとめ
- 日本-セネガル戦の平均視聴率(関東地区)が、深夜にも関わらず30.9%もああり、注目の高さが伺えた。
- 平均視聴率30%(深夜)がどれくらい凄いことなのか調べてみたところ、深夜ドラマの平均視聴率が1.1%-6.7%程度であることや、そもそも2017年では視聴率30%超えが2番組しかないことを鑑みると、とんでもない数字。
- ところで、2016年10月から録画も視聴率に考慮する「タイムシフト視聴率」という新たな視聴率の概念が加わっている様子。(知らなかった…。)
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FIFAランキング61位の日本が、27位のセネガルに健闘!
少し時間が経ってしまいましたが、ワールドカップの第2戦も面白かったですね!
本日夜のポーランド戦もきっと熱い戦いになることでしょう。
(引き分けでもいい、という状況なのに何故か不安です。。)
ところで、先日日本-セネガル戦の平均視聴率(関東地区)が30.9%だったと発表されました。
深夜0時からの試合でこの数字はすごく高く、注目度の高さが伺えますね。
ただ、直感的に高いことは分かりますが、具体的にはどの程度の高さなのでしょうか?
「深夜の」「サッカー」という視点で少し調べてみました。
(1)深夜の時間帯
2018年春の深夜ドラマの平均視聴率は1.1%-6.7%程度のようです。
今回の試合と比較すると5倍~30倍近く!
すごいですね。。。
(2)サッカーの試合
サッカーの試合での歴代視聴率ランキングは以下の通り。
- 2002年 日本vsロシア 66.1%
- 2002年 ドイツvsブラジル 65.6%
- 1998年 日本vsクロアチア 60.9%
…すごいですね。視聴率30%が高くなく見えてしまう。
そしてベスト3に日本と関係のない試合が入っていることが驚き。
日本人ってサッカー好きなんですね。
ただ、上記はいずれも放送時間がよかったです。
深夜枠の放送という意味では「2010年 日本vsカメルーン 45.5%」が唯一トップ20でした。
(3)総合
深夜の時間としては高い。
でも歴代サッカー視聴率ではトップ20にも入らない。
となりましたが、総合するとやっぱり高いんだと思います。
というのも、2017年の視聴率ランキングを見てみると
おぉ、30%超えがわずかに2番組。(というか、紅白のみ。)
全体的な視聴率低下の中、30%超えはやはり凄いことなのですね。
ところで、「タイムシフト視聴率」とは?
視聴率を色々調べていると、ここ数年で「タイムシフト視聴率」という新しい概念が導入されたようですね。(全く知りませんでした。)
「タイムシフト視聴率」とは簡単に言うと「録画の視聴率」のことで、これまでは「リアルタイム」で見ていないとカウントされなかった視聴率が放送日から1週間以内に見た録画もカウントするようになったということですね。
そのため、今後は「総合視聴率」=「リアルタイム視聴率」+「タイムシフト視聴率」となるようです。
ちなみに最新版のタイムシフト視聴率は以下の通り。
■2018年 6月11日(月)~6月17日(日)
面白いですね。
朝ドラは圧倒的にリアルタイム視聴が多いようです。
そして、思った以上にドラマのリアルタイムが高い!
(最終回の週だったからですかね?)
視聴率については色々と考えていることがあるのですが、それはまたの機会に。
【参考】視聴率とは - ビデオリサーチ
https://www.videor.co.jp/tvrating/pdf/handbook.pdf