たった1つの「正しい情報」

100の「曖昧な情報」よりも、たった1つの「正しい情報」を目指します。

人脈も仕組みづくりが重要

3行まとめ

  • 個人が無理なく「名前+顔+状況」が把握できる人数は、せいぜい150人程度』とのこと。SNSで繋がっている人数を考えると一見少なく感じるが、実際に「状況」まで把握できている人はあまりいない。
  • 一念発起、定期的に人と会う時間を設けて、人脈作りをしようと決意。当面の目標は月に1度は「自ら動いて時間と場を設ける」こと。
  • 最近になってようやく優先度の付け方が分かってきたが、人脈のように「重要だけど緊急性が低い」ことは後回しにされがち。だからこそ、「隔週XX曜日は必ず会食の日にする」など仕組みづくりが重要だと思われる。

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「広い人脈」より「深い人脈」

上記は日経ビジネスのある記事の見出しですが、私のブログテーマ『100の「曖昧な情報」よりも、たった1つの「正しい情報」を目指す』と近い言葉ということもあり、ついつい目に留まりました。

 

その記事によると、

フェイスブックが普及し始めたころ、「望ましい友達の数は150人程度だ」という考え方が注目されました。諸説ありますが、個人が無理なく「名前+顔+状況」が把握できる人数は、せいぜい150人程度だそうです。

 だそうです。

 

facebookやLine、Twitter、インスタグラムなど、様々なSNSツールだと何百人・何千人と繋がっている人も多いため、「150人」は少なく感じますが、実際に「名前+顔」だけでなく、「状況」まで把握出来ている人は意外と少ないように思います。(少なくとも私は100人にも届きません。)

 

ただ、じゃあ少ないから人脈として足りないかというと

「友達の友達は、みな友達だ」というフレーズがあります。自分の友達150人に、さらに150人の友達がいるとすると、「友達の友達」は150×150=2万2500人になります。2万2500人と、直接つながるのは大変です。しかし、友達150人とつながるのは、それほどむずかしくありません。150人と深くつき合って、必要な時に友達を紹介してもらう。そのほうが現実的です。

 であり、つまりは「多くなくてもいいから、深く付き合い、信頼関係を築くことが重要」ということのようです。

business.nikkeibp.co.jp

 

毎月『人と会うDay』を設けてみる

で、自身を振り返ってみると、確かに人脈と呼べるほど深い付き合いしている人は限られています。

過去に少し起業っぽいことにチャレンジし、人脈の大切さを痛感したにも関わらず、最近は仕事の忙しさやその疲れから、「人と会う」ことを後回しにしていたことに気付かされました。

 

ということで、一念発起。改めて人脈を大切にしようと思います。

で、頑張るからには目標設定が必要です。

自身の懐事情と、あまりに高い目標だと最初から躓きそうであることから、まずは「月に1回は自分から動いて人脈作りの場を作る」というところから始めたいと思います。

具体的には、毎月第一水曜日を『人と会うDay』と名付けて、どんなタスクよりも最優先にしたいと思います。

 

大切なことは先に予定に入れてしまう

ところで、最近になってようやく優先度の付け方が分かってきました。

予定やタスクを大きく4つに分けると、

(1)重要で、緊急度も高いこと

(2)重要ではないけど、緊急度が高いこと

(3)重要だけど、緊急度が低いこと

(4)重要ではなく、緊急度も低いこと

に分けることができます。

 

当然ですが、重要なものの方が大切なので、優先度は「(1)重要:緊急」>「(3)重要:not緊急」>「(2)not重要:緊急」>「(4)not重要:not緊急」です。

 

ところが、上記を分かっていても「緊急度」に踊らされて、結果的に(1)>(2)>(3)>(4)となっていることが多々あります。

私自身も「期限が迫っているんだから仕方がない」と思っていました。

 

しかし、あることに気付いて、今では比較的(1)>(3)>(2)>(4)の順序を守れています。

 

【気付き』まず「(3)重要:not緊急」の予定を入れる。「(2)not重要:緊急」は、意外と何とかなる。

(2)を(3)よりも優先するということは『「重要でないこと」を「重要なこと」よりも優先する』ということなので、明らかにおかしいです。

そのため、まずは勇気を持って「(3)重要:not緊急」の予定を入れてしまいます。その上で、残った時間で「(2)not重要:緊急」のことを行うのです。

 

半信半疑で試してみたところ、(2)は後回しにしても意外と上手くいくことが多いことが分かりました。(だからこそ、重要度低なのかもしれませんが。)

また、仮に上手くいかなかったとしても、自分の中で重要度が低いと位置付けたことなのでダメージは少ないです。(言い方を変えると、ダメージが大きいのであれば、優先度の付け方を間違っています。)

 

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少し脱線気味になりましたが、今回の人脈の話はまさに「(3)重要だけど、緊急性は低いこと」だと思います。

意識しないと後回しにされがちなことだからこそ、

具体的には、毎月第一水曜日を『人と会うDay』と名付けて、どんなタスクよりも最優先にしたいと思います。 

といった仕組みを考え、まずは先に予定を入れておくことが重要なんだと思います。

 

 2018/07/26(木) 総アクセス数:315

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「情けは人の為ならず。」は危険な気がする

3行まとめ

  • 「人に情けを掛けておくと、巡り巡って結局は自分のためになる」と言われているが、分かっていてもなかなか行動できない。
  • 人に優しくなるには「相手を思いやる」か「優しい自分を好きになる」かだと思うが、前者は無意識に見返りを求めてしまうため、なるべく後者の考え方をするようにしている。
  • 情けは人の為ならず。「人に優しくしよう」という教訓はよいが、「自分のためになるから」という考え方は、見返りの期待になり、返って人に優しくなれなくなるかもしれない。

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情けは人の為ならず。

「親切にするのはその人のためにならない」という誤った使い方をされることが多い言葉ですが、本来の意味は「人に情けを掛けておくと、巡り巡って結局は自分のためになる」という意味です。

 

つまりは、「結局は自分のためになるんだから、人に優しくしなよ」という言葉なのですが、分かっていてもなかなか優しくできないですよね…。

私もついつい自分勝手に振舞ってしまい、後からもっと優しく接すればよかったと反省します…orz

 

では、何故人に優しくなれないのか?

相手の態度が気に食わないとか、昔裏切られたことがあるからとか、単に相手が嫌いだからとか、色々理由はあると思いますが、冷静に自分の気持ちに向き合い、本当の理由を追及していくと、意外と「優しくなれる/なれない」は相手の問題ではなく、自分の問題であることが多いことに気付きました。

 

どういうことかと言うと、人に優しくなれないときは大体「自分の心に余裕がないとき」なのです。

相手の態度が~とか、~~だからとか、相手のせいにしがちですが、それは順序が逆で、「相手に問題があるから」ではなく、「自分が優しくできなかった理由を正当化するため」なのです。

 

ちなみに、なぜ心に余裕がないと人に優しくなれないのでしょうか?

心に余裕がないときは、追い詰められていたり焦っていたりして、近視眼的に結果を求めてしまいがちです。そのような心境・狭い視野が「自分のこと第一」になり、優しくなれない理由になっているように感じます。

 

さぁ、人に優しくなってみよう

さて、本当に相手に問題があるのならまだしも、自分に原因があり、その後ろめたさを隠すために相手を悪く思うのは最悪ですよね。

ということで、最近は何事にも怒らず、優しくなろうと心掛けています。

 

人に優しくするときのモチベーションですが、私は大きく2種類あると思っています。

 

(1)相手を思いやる。

「優しくされたら嬉しいだろうなぁ」とか、「相手も大変なんだろうなぁ」とか相手の気持ちに立って、優しい気持ちを湧き起こす方法。

聖母のような人ですね。

 

(2)優しい自分を好きになる。

優しい自分を大好きになって、ある意味で自分に酔って優しくする、という方法。

ナルシスト的な要素が入っていますね。

 

一見すると「(1)相手を思いやる。」方が健全でいい気がしますが、私は敢えて「(2)優しい自分を好きになる。」で自分を奮い立たせるようにしています。

というのも、「(1)相手を思いやる。」は余程出来た人間でないと、無意識のうちに「私はこんなに優しくしているのに」という見返りを求めはじめてしまう危険性があるからです。

それに対して「(2)優しい自分を好きになる。」は、自分の中で全てが完結しており、ある意味、見返りが無くても満たされるのです。

 

「情けは人の為ならず。」の良いところ、悪いところ

さて、最初の話題に戻って「情けは人の為ならず。」

これは、「人に情けを掛けておくと、巡り巡って結局は自分のためになる」というまさに見返りを期待する言葉です。

 

「人に優しくしよう」という教訓は間違いなく素晴らしいです。

でも一方で、その理由が「自分のためになるから」だと、見返りの期待になってしまい、万が一、いつまでも見返りが発生しないと「私はこんなに頑張っているのに」という感情が湧いてしまい、それ以降、かえって人に優しくなれなくなるかもしれません。

せっかくの素晴らしい言葉なのに、それは本末転倒だなと。

 

そのままの意味を全て期待してしまうと、「情けは人の為ならず。」は危険な気がします。

 

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ちなみに余談ですが、本来の意味と誤った意味、どちらが適切と思うかアンケートを取ったところ、45.8%と45.7%というほぼ同一の結果になったそうです。

kotobank.jp

 2018/07/25(水) 総アクセス数:310

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オープンなオフィスだと生産性が低下する!?

3行まとめ

  • オープンな設計のオフィスに変更すると、対面コミュニケーションが減少し、メールやチャット等の電子でのコミュニケーションが増加、結果として生産性が低下するとの調査結果が発表された。
  • 生産性低下のはっきりとした理由は分かっていないが、周囲の音や他者の視線、他社から監視の目に不満が多く、職場にもある程度プライベートな空間が必要なのではないか?とのこと。
  • ただ、上記だと対面でのコミュニケーションが減り、電子でのコミュニケーションが増加した理由にならないため、単に「人に聞かれたくない話や仕事」が思った以上に多いというだけである気がする。

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オープンなオフィスだと生産性が低下する

英王立協会が発行する学術論文誌にて、日本では一般的なオープンなつくりのオフィスは生産性やチームワークの観点からはあまりお勧めではないという調査結果が発表された。

wired.jp

 

流行の「働き方改革」でもよく話が挙がるオープンなオフィス、何故生産性が低下するのか?

本文内では以下のように記載されていました。

オフィスワーカーを対象にした調査では、周囲の音など注意力をそらせる要因、生産性の低下、プライヴァシーがなくなること、「監視されている」ような感覚について不満の声が上がっている。

 そして

論文は、オープンプランのオフィスは本来の目的から見れば逆効果になると結論づけている。はっきりとした理由はわかっていないが、バーンスタインとターバンは、従業員は職場では他者とのコミュニケーションを制限したいのではないかと示唆する。仕事をするうえで適切な環境をつくるには、「境界」が必要になるというのだ。

 …難しい日本語ですが、ざっくり言うと、職場環境にもある程度プライベートな空間が必要、ということですかね。

 

自分の経験だと、対面でのコミュニケーションは激増する

ちなみに、私の会社もオープンなオフィス設計です。

まぁコンサルタントという職業上、あまり自社に戻ることがないため、そのような設計になっているのですが。

 

で、自身の経験から言うと、オープンなオフィスだと対面でのコミュニケーション量は激増します。

但し、業務に関係のないコミュニケーションも激増するため、結果として生産性は下がります。(そのため、本当に集中して作業したいときは自社に戻らないです。)

 

よって「生産性が低下する」には違和感ないのですが、「対面でのコミュニケーションが減少する」はちょっと違和感があります。

考えられることは、

(1)対面でコミュニケーション取れる環境だと、逆に取らなくなる。(東京出身の人は逆に東京観光したことない、みたいな。)

(2)対面コミュニケーションの多くは、オープンな環境では話せないこと。(仕事に関係ない会話)

(3)対面コミュニケーションの多くは、オープンな環境では話せないこと。(仕事の話だけど、他人に聞かせられない会話)

あたりでしょうか。

 

どれも可能性としてはありそうですが、生産性が低下した事実と照らし合わせると(3)が有力な気がします。仕事の多くは表に出ないところで動いているということですね。

 

職業や役職に合ったオフィスの設計が望ましい

もし(3)が正解だとすると、オフィスの設計を誤っていますよね。

仕事上、他人に聞かせられない話があることは普通の話です。それなのに「オープンなオフィスは素晴らしい」を盲目的に信じると良くなく、その人の職業や役職に合ったオフィス設計が必要なんだと思います。

 

ちなみに個人的にいいなと思ったオフィスはカルビーフリーアドレス制です。
(元はコクヨの仕組みのようです。)

 

どういう仕組みかというと、

「弊社のフリーアドレスは自分で席を選ぶのではなく、ダーツシステムがランダムに自動決定するんですよ」

なるほど。コミュニケーションを取る相手が偏らないよう、ランダムに席決めをするということですね。

更に、完全なランダムではなく、

まず、設定するのは「エリア区分」。オフィスはとても広いので、三つのエリアに分かれています。ざっくりとどのエリアで仕事をするか選んだら、次に「席種」を選択します。席種は用途別に3タイプあり、笹山さんによると、「それぞれが、その日の自分の仕事内容に合わせて選択する」とのこと。 

3タイプの席種とは

  • コミュニケーション席 … 間仕切りなしのオープンな4人席
  • ソロ席 ... 着座時に目線より低い間仕切りのある4人席。
  • 集中席 … 窓側に設置された横並びの隔離席。(この席では電話も禁止) 

 

遊び心がありつつ、機能性/生産性も考慮された素晴らしいオフィスだと思います。

 

wol.nikkeibp.co.jp

 

 2018/07/23(月) 総アクセス数:296

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何故うちの会社の人は「部下の育成」に熱心なのか

3行まとめ

  • うちの会社は部下育成に熱心な人が多く、昔から不思議に思っていた。
  • 同僚や先輩と話して気が付いたことは「部下のため」だけではなく、「自分のため」にも部下育成を行っている人が多かったこと。
  • 性善説に沿った仕組みにはどこか限界があり、直接的に、そして具体的にメリットを感じられる仕組みこそが重要だと考えさせられた。

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何故うちの会社の人は「部下の育成」に熱心なのか

私には入社した頃から疑問に思っていたことがある。

それは、何故こんなにも私の会社には「部下の育成」に熱心な人が多いのか、ということだ。

 

私は新人コンサルタント時代から何人もの上司と仕事をしてきた。

100%とまでは言えないが、殆どの上司は「部下の育成」に熱心であり、部下の成果物のレビューのために夜遅くまで働いていた。

 

私:何でうちの会社の人は揃いも揃って部下育成に熱心なんだろう?

同僚A:そうだなぁ。やっぱり評価項目の1つに入っているという点が大きいんじゃないか?昇進やボーナスにも影響してくるしな。

私:うーん、そんなものかな。私の評価項目にも「部下育成」はあるけど、比重で言ったら大したことないし、私自身そんなに気にしてないんだけどな…。

同僚A:まぁ、確かにそうだな。となると、社員の質なのかな。採用で部下育成への熱心さを評価項目にしているとか。

私:可能性はあるけど、採用もそんな万能ではないでしょ。

同僚A:うーん…。

 

その後、面倒見が良く優しい先輩Bさんにも同じ質問をぶつけてみた。

 

先輩B:評価項目に含まれていることは、多少なりとも影響していると思うよ。何かしら自分に利があれば無意識に反応する人も一定数いるだろうし。

私:やっぱりそうなんですかね。じゃあBさんも評価項目に含まれているから部下育成に熱心なんですか?

先輩B:俺?うーん、ちょっと違うかな。俺の場合は部下の成長が単純に楽しいんだよ。今まで出来なかったことが今回は出来た!みたいなのに感動するのさ。

私:Bさん、なんという人格者なんだ…!でもやっぱり評価項目に含まれているからではないんですね。Bさんみたく、自分に利が無くても部下育成に熱心な人もいるし…うーん…。

先輩B:でも、広義の意味では私も自分に利があるから部下育成を行っているとも言えるぞ。なぜなら、俺の場合は単純に「楽しいから」だからね。ある意味で自分が楽しい思いをするために部下育成をしているようなものだよ。

私:どれだけいい人なんですか!

先輩B:そんなことないよ。同じ考えの社員は他にも一定数いるぞ?…そうだな、敢えて言うなら、「評価項目」よりも「目の前の成長」の方が直接的に結果が見えるという点が大きいのかもしれないな。

私:直接的?

先輩B:そう。評価って、半年~1年でに1回のイベントだし、ボーナスや昇進にダイレクトに反映される訳ではないしな。結果のイメージが難しいんだよな。それと比較すると、「部下の成長」は目の前で実感できるしな。やりがいは感じるよ。

私:なるほど…。

 

納得感は増したものの、部下育成に喜びを感じる良い人がそんなに多いのかモヤモヤが晴れぬまま、上司Cさんにも相談してみた。

 

上司C:Bさんらしいな(笑)でも部下育成に喜びや達成感を感じる人間が一定数いるという点は正しいと思うぞ。

私:あぁ、そうなんですね。

上司C:ただな、その他のモチベーションで頑張っている人がいるのも事実だ。

私:その他のモチベーション?

上司C:凄く単純な理由だよ。部下育成をすると自分が楽になるからだよ。

私:え?自分が楽に…?でも部下へのレビューやフィードバックってものすごく時間が掛かるし、むしろ手間が掛かることの方が多いと思いますが…?

上司C:短期的にはそうかもしれないが、長期的な視点で見るべきだよ。極端な話、部下が今の自分と同じくらいのレベルに育ってくれれば、自分の仕事を部下に回すことができる、ということだ。

私:あ…。

上司C:まぁ、その空いた時間を休憩時間に使うのか、一つ上の仕事に充てるのかは人の性格にも依るけどな。どちらにせよ、自分に選択肢が生まれることは間違いない。つまり、やはり部下育成は自分のためなのだよ。

私:そうだったのか…!納得しました。あ…でも待てよ。その理論だと、うちの会社に限らず、どこの会社でも皆部下育成に熱心になりませんか?

上司C:確かにな。そこはうちの会社の仕組みがいいのかもしれない。

私:仕組み?

上司C:文化と言った方が正しいかもしれないな。例えば、部下に自分の仕事を任せられるようになった途端、次の仕事が割り振られたらどうだろう?

私:自分にとって自由な時間が無くなる…?

上司C:そう。部下を育てても休むことも一つ上の仕事を狙うことも出来ず、ただただ次の仕事が振られるだけであれば、その人にとって部下育成をする意味はなくなる、つまり、部下育成のインセンティブが失われるのさ。

私:納得しました。何故うちの会社の人は「部下の育成」に熱心なのか、その理由は評価項目や社内文化など部下育成が直接的に、具体的に「自分のため」だと感じられる仕組みがあることなんですね。

上司C:そうだな。悪い意味ではなく、性善説に頼った仕組みは限界があり、いつか崩壊する。部下育成が重要であるなら、会社としてきちんとそのことを表に出し、かつ、部下育成が本人にメリットを生む仕組みを作ることだよ。

 

了。

 2018/07/20(金) 総アクセス数:290

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【2018/07中】ブログのアクセス数について

3行まとめ

  • ブログのアクセス数と収益を公開すると言いつつ、出来ていませんでした。
  • ちなみに現時点だと、ブログを始めて約50日で、18記事/290アクセスです。(収益はまだ何も収益化の仕組みを組み込んでいないため、0円)
  • 見える化」の意味を込めて、今後は以下2つを行います。
    (1)記事を書くごとに、その時点の累積アクセス数をページ最下部に記載
    (2)月末ごとに、月間/累積の記事数/アクセス数/収益金額を公開

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年間家賃20億円でも目安より安いという事実

3行まとめ

  • ポルトガル代表のエース、クリスティアーノ・ロナウドユベントスに移籍するそうですが、その引っ越し先の家賃が話題になっています。
  • なんと1日525万円、年間約20億円!
    でもクリスティアーノ・ロナウドの年収が100億円以上で、家賃の目安が手取りの3割程度ということを考えると決して高すぎではないという事実…なんと恐ろしい…。
  • ちなみに、東京23区で一番高い家賃は渋谷区松濤の430万円/月、年間約5,000万円みたいです。

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クリスティアーノ・ロナウドの家賃と年収 

www.tokyo-sports.co.jp

www.goal.com

 

東京23区の賃貸最高金額ランキング

23区別のランキングは以下の通り。

もちろん1位も凄いのですが、新宿区の192万円のワンルームというのも凄いですね…。。

1位:渋谷区(430万円・5SLDK)
2位:港区(324万円・4LDK)
3位:中野区(310万円・3LDK)
4位:世田谷区(230万円・4LDK)
5位:目黒区(230万円・7SLDK)
6位:新宿区(192万円・ワンルーム
7位:千代田区(180万円・4LDK)
8位:大田区(160万円・9SLDK)
9位:品川区(130万円・4SLDK)
10位:文京区(112万円・2DK)
11位:中央区(98万円・ワンルーム
12位:荒川区(85万円・5LDK
13位:江東区(75万円・2LDK
14位:豊島区(57万円・3LDK)
15位:北区(56万円・4LDK)
16位:江戸川区(55万円・2LDK
17位:杉並区(50万円・5LDK
18位:練馬区(45万円・1LDK)
19位:台東区(39万円・4LDK)
20位:足立区(38万円・ワンルーム
21位:墨田区(35万円・3LDK)
22位:葛飾区(30万円・ワンルーム
23位:板橋区(29万円・3LDK)

tokyo-calendar.jp

 

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ゆっくりでも「止めない」ことが重要。

3行まとめ

  • ブログを書き始めて1か月半ですが、記事を書く時間が取れず、早くも悩んでいます。
    ① 忙しかろうが、目標に沿ってしっかりと記事を書き上げる。
    ② 頻度が下げて、その代わりしっかりとした記事を書く。
    ③ 頻度を下げない代わりに、内容をコンパクトにする。
  • 今回は『目的』が「広く情報にアンテナを張ること」、『自身の性格』として「一度やめると時間を作らなくなること」から当分は③で進めたいと思います。
  • 当初計画が崩れたときの対処法について、個人的な経験で言うと、スピードを遅くしてでも「止めない」ことが重要だと思っています。

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ということで…

申し訳ないですが、当面はフリーな感じで書くことにします。

 

言い訳ですが、個人的な『美学』もありますし、本当は①の選択肢を取りたいです。

ただ、過去の体験から言うと

(1)満足のいく記事じゃないと公開しない

(2)時間が取れず、満足のいく記事を書けない

(3)結果的に、全く記事を更新しない

となることは火を見るより明らかでして…。

 

「世の中で求められているのは本質を突いたコンパクトな情報だ」と信じて、当分はライトな記事で頑張ります。

(その分、更新頻度は上げないとなぁ。)

 

【ベルギー戦を終えて】喜んでよい2つの理由と悲しい1つの理由

3行まとめ

  • 日本対ベルギーの試合、本当に面白く、最後の結末には涙が出るほどでした。(きっと次のW杯ではベスト8以上の成績を残してくれると思います!)
  • 様々な意見はありますが、個人的には今回の試合で嬉しかったことが2つ、悲しかったことが1つありました。
    嬉しい①:決勝トーナメントで初めての得点!!
    嬉しい②:ここ5大会で3大会以上決勝トーナメントに進んだ国は僅かに15か国!!
    悲しい①:W杯において2-0から逆転されたケースはわずか7つ。しかも、決勝トーナメントでは48年ぶり…。
  • ちなみに、メキシコは1994年の大会以来7回連続ベスト16止まり……ベスト8の壁の高さを感じます。。

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すいません。

思いのほか時間が取れないため、今日は3行まとめだけです(^^;

 

 

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自分の強みに気付くたった1つの方法

3行まとめ

  • 人は自分のことすらも意外と分かっておらず、多くの人は「自分の強み」を言えず、その理由を尋ねると「そもそも強みが無い」という回答が多い。
  • しかし、実際には「強みに気付いていないだけ」で、自分では当たり前に思っていたことが実は強みだったということは多々ある。
  • 「強み」は絶対評価ではなく相対評価なので、自身の強みに気付く唯一の方法は「他者との比較」であり、その機会を多く持つほど自分の強みをはっきりと認識できる。

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自分の強みが分からない

受験だったり、就活だったり、転職だったり、営業だったり、自己紹介の場であったり、評価の場であったり、人生では様々なタイミングで「自分の強み」を聞かれることがあります。

私はそれがすごーく苦手です。

 

なぜ苦手なのか。

  • 強みを分かっていないから?
  • 分かっているけど、表現力が無いからなのか?
  • 表現力もあるけど、強みのアピールが気恥ずかしい?

いえいえ、もっと根本的な話で「強みがない」と思っているからです。

 

「自分のような凡人に強みなんてない!」と思っていますし、「日本だけで1億人以上もいるこの世の中において、堂々と語れる強みを持っている人なんて、いったい何人いるんだ!」とすらも思っています。

 

上記のように、自分自身のことを語れないこと、語れるほどの強みがないことがかなりのコンプレックスでした。

「あー、ダメだなぁ自分」と思っていましたが、友人や職場仲間と話していると「強み」や「専門性」に悩みを抱えている人は思いのほか多いようですね。

 

当たり前に思っていたことが「強み」だった

そんな中、あるお客様の「困りごと」を聞きに行く機会がありました。

 

詳細は書けませんが、ざっくり記載すると、現状の業務に非効率な部分が多く、システム導入を考えているが、100以上の課題があるため、どのようなシステムを作ればいいのか、どのような基準で開発会社を選定すればいいのか分からなくて困っている、という状況でした。

 

まぁ所謂「プロジェクトをどう進めるか?」の話なので、とりあえず

  • 課題を分類して、優先度を付けて、
  • このプロジェクトで達成すべき「目標」を設定し、
  • 上記をもとに、目指したい業務のイメージを描き、
  • システムに求める要件に落とし込む

くらいの流れをざっと話しました。

 

その結果、お客様の中で頭の整理が出来たのか、大変感謝されました。

「ようやく、先が見えた。これで次に進める。」と。

 

個人的には先進的な話をした訳でも特殊な提案をした訳でもなく、業界的に言うと「当たり前」の話をしただけでした。

しかし、その「当たり前」はお客様にとって「当たり前」ではなく、実は私は「プロジェクト管理」という視点で強みを持っていることに気付いたのです。

 

「強み」は必ずある。そしてそれは他者との比較でしか気付けない

この経験を通して私は2つの教訓を得ました。

1.それぞれ異なる人生を歩んでいる以上、「強み」は必ずある

なぜ自分にとっての「当たり前」が、他者にとっては「当たり前でない」ことがあるのか。

それは、自分と他者が異なる人生を歩み、異なる環境下で、異なる経験を積んできたからです。

「自分は平凡な人生しか歩んでいないから…」と思う人もいるかもしれませんが、たとえ「平凡であっても」必ず誰かとは違う人生であり、必ず異なる経験を積んでいます。

 

自分では「当たり前」で「強み」だと思っていないことであっても、人と異なる経験を積み、人と異なる人格形成をしている以上、そこには「特殊性」があり、その特殊性は何かしらの「強み」を作り出しているということなのです。

 

2.自問自答しても「強み」に気付くのは難しい

ではその「強み」にどうやって気付くのか?

 

強みが「絶対評価」ではなく「相対評価」である以上、他者との比較からでないと「強み」には気付けないと思います。

そして、その比較は「様々な環境下」の「存在する誰か」と「具体的な比較」を行う必要があります。

 

私は自分の強みを考える際、なんとなく「自分が優れているところはどこだろう」と探していました。つまり、具体的な比較ではなく、"見えない誰か"と比較していたのです。

その結果、「自分はXXが優れている…、でも、自分よりすごい人なんていくらでもいるしな」を繰り返し、「日本だけで1億人以上もいるこの世の中において、堂々と語れる強みを持っている人なんて、いったい何人いるんだ!」となっていました。

 

しかし、本来の強みはちゃんと「実在する誰か」と「具体的に」比較しないと出てこないものであり、かつ、出来るだけ異なる業界/異なる環境下にいる「誰か」と比較しないと辿りつけないことなのだと思います。

 

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【ポーランド戦を終えて】日本が胸を張ってよい3つの理由

3行まとめ

  • ワールドカップ グループリーグ最終戦日本-ポーランド戦のラスト10分、日本代表が同グループのコロンビア-セネガル戦の結果に身を任せ、ボール回しに徹したことが物議を呼んでいる。
  • 一部では批判もあるようだが、以下の理由により日本は胸を張ってよいのではないか。
    ① 勝負の世界・プロの世界では結果が全て
    ② 日本代表は「選手温存」の目的を達成
    ③ 「時間稼ぎで決勝へ行ける」状況を作り出したのは日本
  • 2大会ぶりの決勝トーナメント、十分に誇れる結果である。

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FIFAランキング61位の日本が、8位のポーランドに惜敗!

最初に記載しますが、ちょっと今回は文章が粗いかもしれないです。

(今回はどうしてもタイムリーに書きたかったため、文に乱れがあっても御容赦下さい。)

 

ワールドカップ グループリーグ最終戦 日本vsポーランド、惜しかったですね。

整理の意味も込めて、少し整理していきます。

 

■試合前
 1位 日本 勝ち点4
 2位 セネガル 勝ち点4
 ――――決勝進出――――
 3位 コロンビア 勝ち点3
 4位 ポーランド 勝ち点0

 

日本は引き分け以上で、決勝トーナメント進出決定。

仮に負けても、セネガルvsコロンビアの結果次第では、決勝トーナメントに進出できる状態でした。

そんな比較的優位な状況の中、西野監督は先発を過半数以上に相当する6名入れ替える驚きのスターティングメンバーで最終戦に挑みました。

 

■試合終了10分前時点

 日本vsポーランド 0-1
 セネガルvsコロンビア 0-1


 1位 コロンビア 勝ち点3⇒6
 2位 日本 勝ち点4⇒4
 ――――決勝進出――――
 3位 セネガル 勝ち点4⇒4
 4位 ポーランド 勝ち点0⇒3

 

試合終了10分前の時点では、上記の通り日本は決勝進出可能な順位にいました。

しかし、セネガルとは勝ち点、得失点、得点、直接対決結果のいずれでも並んでおり、フェアプレーポイント(イエローカード/レッドカードの数)でかろうじて上回っているという「薄氷の差」でした。

 

そんな中、西野監督セネガルvsコロンビアが0-1のまま終わることを期待して、攻めることをやめ、10分間ボール回し(時間稼ぎ)に徹したのです。

 

結果、西野監督の目論見通りにスコアは動かず、日本の2大会ぶりの決勝トーナメント進出が決まりました!

 

日本が胸を張ってよい3つの理由!

 とはいえ、最後の10分間ボール回し(時間稼ぎ)は賛否両論あり、一部では「恥ずかしい」「グループリーグ敗退の方がマシ」といった批判も複数見られました。

しかし、サッカーに詳しくない私が言うのもおこがましいかもしれませんが、以下3つの理由により、日本は十分に胸を張ってよいと思っています。

 

理由1:勝負の世界・プロの世界では結果が全て

『日本人は「醜く勝つぐらいなら、美しく負けた方がいい」を美学として捉えている。』という記事を以前紹介させてもらいましたが、今出ている批判はまさにこれかなと。

今回の勝ち方は選手・監督にとっても気持ちの良いものではなかったでしょう。

しかし、彼らは大ブーイングを受けながらも「がむしゃらに」決勝トーナメントに進むことを、結果を出すことを選択したということです。

ワールドカップ直前の親善試合では見えなかった「何が何でも勝ちたい・決勝に行きたい」という思いが前面に出ており、プロとして当然の選択だと思います。

abcdefgh.hateblo.jp

 

 

理由2:日本代表は「選手温存」の目的を達成

「決勝トーナメント進出」ではなく、「試合での勝利」こそが結果だと思っている人もいるかもしれません。

そこは人によって価値観が異なるのかもしれませんが、少なくとも西野監督は「決勝トーナメント進出」を「結果」と捉えていたのだと思っています。

それは先発メンバーを過半数にあたる6名も入れ替えたことからも明白です。

 

つまり、西野監督はもともと「試合での勝利」よりも「決勝トーナメント進出&主力選手の温存」が目的だったわけです。

そう考えると、今回の結果は「決勝トーナメント進出」も「主力選手の温存」も達成した、ある意味狙い通りの結果なんだと思います。

 

理由3:「時間稼ぎで決勝へ行ける」状況を作り出したのは日本

そもそも、フェアプレーポイントの差と言えど、時間稼ぎで決勝トーナメントにいける状況を作り出したのは日本代表です。

コロンビアに勝ち、セネガルに引き分けたからこそ取れた作戦です。

フェアプレーで優位に立っているからこそ取れる作戦です。

恐らく、日本にとっては初めての状況でした。

そこまでの状況を作り上げていることは十分に誇ってよいと思います。

 

まさにフェアプレー?日本代表、3試合を終えたファール数がロシアW杯最少に | Goal.com

 

決勝トーナメント、期待しています! 

まぁ、批判が出るのはきっとそれだけ期待が大きいということなんですよね。

次の決勝トーナメント、私も期待しています。

 

昨日温存したベストメンバーで、次の対戦相手(ベルギー)を倒せば、また一気に評価が一転すると思います。

是非頑張ってほしいです!